ボーリングのワッシャーがうんたらかんたらで多面張が多い副将のこけしです。準決勝では、少し可愛いと思っちゃいました。なんだかんだで泣けましたねー。そんな話はおいといて・・・
今回は多面張について考えていきたいと思います。
東一局子とします。六萬ツモで九筒切りリーチ、四五七索待ちの変速三面張で四七で当たれば平和がつく良形です。間違いなくこれは良い多面張といえます。
同じく東一局子とします。例えばこのような形、赤五萬切りから四七筒七萬待ち、どこで当たっても平和はつきません。果たしてこれは良い待ちなのか?
残念ながらこれで赤五萬切りリーチしてしまう人は、打点負けします。悲しいですがこれが現実です。三面張じゃないか!赤五萬切ってるし七萬は出やすい牌じゃないか!と思う人も多いと思います。ですが私は七萬切りカン六萬で待ちます。それか手変わり両面までダマです。
それはなぜか?ここは赤五萬を切ってリーチしたとします。待ちは三種類、先ほど説明したように四七筒子七萬待ちです。ここで重要なのは残り枚数です。四筒は四枚、七筒は一枚、七萬は二枚合計七枚で勝負となります。七筒はまず一枚しかないので実質四筒と七萬で待つ形になります。
勘の良い人ならアレ・・・?となるのではないでしょうか。このリーチは四筒と七萬のシャボとほとんど同じなのです。通常のシャボ待ちと違うところは片方が四枚存在しているという点だけです。
出和了り2600点、ツモで1000・2000のこの手で勝負というのは私としてはありえません。ここは七萬切りでカン六萬、また七萬切りからの四萬引き狙いのダマで勝負したいところです。
リーチをかけた場合、出和了り5200点のツモで2000・3900となります。待ちはカン6萬と心細くはあります。
ダマに受けて四萬を引いてこれた場合、ダマで3900、リーチをかけた場合はリーチ平和ドラ2で7700となります。ツモですと2000・4000から裏が1枚でも乗れば3000・6000まで見えます。欲張りすぎると他の人に和了られる可能性もありますが、じっくり打つことが大事だと私は思います。
和了ればトップという状況で早くも五萬五筒8筒の変速三面張で聴牌!とい状況です。ここで手変わりの四萬を引いてきました。この場合はどうでしょう?
当然五萬切り三六萬待ちダマです。三六萬なら四枚ずつあり合計八枚、変速三面張だと五萬二枚五萬四枚八筒一枚の実質五萬五筒のシャボ受けですからここは両面に取るのが強いです
待ち牌の種類が多い=良い待ちというわけではありません。川の状況や当たれる牌の枚数等を確認することが麻雀ではとても大事なことなのです。