リャンカンとカンチャン
姫松のエース愛宕洋榎といえばVやねん姫松を導くエースですね！後引っ掛けの洋榎といえばあまりにも有名です。
ということで今回は、ひっかけ筋になりやすい。カンチャンやまたはリャンカンについてふれていこうと思います。余裕があれば捌き方うんぬんもできればふれていきたいです。
例えばこのような形で聴牌、六萬と八萬が同数残っているならば大抵の人は五萬切りで八萬待ちに受けると思います。筋を信じてしまう人はこの手のリーチにあっさり振り込んでしまうかもしれません。ですが川をみれば引っ掛けリーチかどうかの判断材料にもなります。
このような川からのリーチ、勘の良い人なら萬子に違和感を感じると思います。注目する点は、萬子だけペンチャン崩しが無いという点です。
つまり萬子のペンチャン部分を持っている可能性があるということです。両面なら当然一四萬と六九萬の筋が本命となりますがひっかけ八萬の可能性もあるということです。シャボに受けていれば付近の四萬と六萬が危なくなりますね。
筋に合わせる時は、ペンチャンを崩しているかどうかも確認することが出来れば放銃率も少なくなると思います。
このような形なら純粋に良形を求めるなら一萬または四萬切りリーチからの三六萬待ちに受けます。ですがこの配牌が親の手ならダブ東に受ければ高め7700が確定します。
そう考えると東場の親なら東と四萬のシャボで待つのも悪くないと考える方も多いのです。生牌の字牌が出ていない時に真ん中の牌が切られてリーチをかけられた場合はシャボの可能性もあるため気をつけなければなりません。
次に鳴き仕掛けのリャンカンについてふれていきます。
ぱっと川を見る限り筒子の受けが大きく索子の受けはほとんど無さそうにみえます。ここで四筒を鳴いたとします。
カン四筒を鳴き七筒を払って聴牌気配、どの色が濃厚と読むかが重要になります。萬子なら一四萬と三六萬が本線索子は五八索が危なく筒子がリャンカンならばなら裏筋と同じ筋がとても危険です。
例えばこの形ならば六萬チーから七筒切りの場合、裏筋の六九筒と同じ筋の四筒が危なくなります。三筒切りの場合は、四七筒と同じ筋の六筒が危険牌となります。
違う例でもう少し深くふれていきたいと思います。
例えばこの形から八筒を引いてきた場合どう受けるか？大抵の方が赤五筒か三筒を切り離すかと思われます。この段階で赤五筒が出た場合、赤五筒のウラ筋の一四筒と六九筒の筋が危険牌候補となります。
三筒を落とすとどうなるのか？三筒を切った場合は、裏筋の四七筒と同じ筋の六九筒が危険牌候補となるのです。
では二筒を引いた場合は、どうなるでしょうか？先ほどと同じように、七筒か赤五筒が外れます。赤五筒が出た場合一四筒子六九筒子が危なくなり、七筒が出た場合は同じ筋の一四筒子が危険牌となります。
リャンカンカンチャンについては未だ研究中ですので成果が出ればまた追加でふれていきたいと思っています。